2017年2月28日火曜日

スポーツスター ブレンボキャリパー取付

がるーだです。

先日のパチもん事件からのモヤモヤから、スポに念願のブレンボキャリパーを装着!

その後も懲りずにヤフオクのウォッチリストに何回もブレンボキャリパーを登録してはチェックして、何度かポチりそーになったのをぐっと堪えて…がまん 我慢…

ブレーキへの妄想が冷めやらず、こんな本をAmazonで購入し、お勉強なんかも。

カスタム虎の穴 3 ブレーキ編 (Motor Magazine Mook) ムック 

青木式絵画技研 (著)




軍資金を稼ぐために、コミネパーカーなど数点を泣く泣くヤフオクでドナドナ。
ドナドナした資金のみでは少々足がでましたが、思いきってウェビックで新品をポチッっと…



Brembo ブレンボ:ブレーキキャリパー 

P4 30/34 40mm

20.5165.79 チタニウムカラー L 
¥24,030(税込)


到着した本物ブレンボは、環境に優しいナイロンのみの簡易包装(^.^)



■ホンモノ ブレンボとパチもんの比較





そやけど、パチもんよー出来てます。
パッと見ではわからん…

■1日目 下準備

※注)作業手順はがるーだの自己流です。良い子のみなさんや、良識ある大人の皆さまはけっして真似しないで下さいね!

2/25(土)は作業時間2時間程度しか確保できないため、軽く下準備。



一応ばらして各部のチェック


賛否両論あるパッドの面取りですが、とりあえず軽ぅーくかどを落としました。。。



キャリパーに自転車用ポンプのホースを突っ込んで、空気を送るとピストンが飛び出してくるので、


ピストンの間にかましを入れておきます。
そーしないと1個飛び出てしまうと、他のピストンがコンニチハしてくれません。
パチもんブレンボのパッドをかましに使用して、4Pともコンニチハさせます。


さすがに新品なんで、ピストンは4個ともそれなりの動きでにょきっとコンニチハしてくれはったので、チェックOkってことで。


では、仮組などを。。。
サポートはパチもんブレンボに付いてきた物を流用。
サポートの色は全体のバランス的に、アルミ地の方が似合うと思う。
ここは将来13インチローターにする時に交換することを妄想してるので、もったいないから、その時までオアズケ…


センターが出ているか確認したところ、キャリパー本体がローターのセンターに対してアウト側に寄ってるみたい。


アウト側のパット面とローターのクリアランスは約2mmほど。
イン側のパット面とローターは、ほぼ接触状態。



 したがって、1mm程度イン側に追い込んでやらないといけません。



満を持して登場した、同時購入したデイトナ製の調整用シムですが。。。


むっ!むむっ!!ボルトに入らない。
やってもたwww。

事前の確認不足で、M8用をご購入…英世さま1名ご退場~
ボルト径は10mm。
仕方がないので、最寄りのRSタイチ京都に後から買いに行くことにして、ホースの取回しを考えることにする。


①前にブリーダーを持ってきて、後ろでホース接続するパターン
こっちの方がブリーダーが上に来て、エアが抜けやすそうなのでよさげな感じ。
でも追加でバンジョーボルトとフィッティングアダプターを揃えないといけませぬ。
残念ながら、先立つものが無いので今回は却下。


②前でホース接続して、ブリーダーを後ろに持ってくるパターン(出荷設定)
ホースの取回しは問題なさそうで、追加部材も必要なし。
ひとまず、こっちの取回しで様子を見る事にした。
今日はここまでで、時間切れ。

■2日目 本作業

2/26(日)早く組みあげたいのと、当日ツーリングがあるため10:00までには仕上げなくてはいけない事もあってか、朝の3時頃には目が覚めた。(遠足前の子どもかっ!)

さすがに早すぎるので、しばしスポの雑誌なんかを読み返してから4時過ぎに実家へ向かい、5時前から作業開始。



昨日RSタイチで入手した、アクティブ製M10用調整シム。
これでまた英世さま1名ご退場。。。



フォークとサポートを接合するボルトの間にt=0.5を2枚づつ、上下にかます。
これで、1mmイン側に追い込めているはず。



ローターのセンターとキャリパーのセンター(勘合部)がバッチリ決まった!ムフフ
では組んでいきますか。


これも賛否両論あるパットグリスですが、ストレート製のを塗っておいた。


パットピンにはシリコングリスをヌリヌリしてから、パットを装着。


アクティブ製のキャリパーアダプター。
ネジ部にパーマテックス製シーラントを少量塗布し、クラッシュワッシャーを入れてキャリパーへねじ込み。

マスターとメッシュホースは、パチもんブレンボについてきたヤツを使用するので、純正キャリパーとマスターは、分解せずにそのまま外しておく。

最悪、時間切れの場合は元に戻して、ツーリングに行かなければいけないしね。


ホースの取回しを整えて、仮組。
マスター、ホース、キャリパーの接続部を本締めし、フルードを入れられる準備が整ったので、バイクを一旦小屋から出して。。。


キャリパー側のブリーダーからシリンジでフルードを挿入。




2001年モデルの標準マスター仕様に合わせてフルードはDS製のDOT5。



キャリパー側からある程度送り込めたら、お手製ポンプでエアー抜き。
途中に逆止弁をかましているので、ブリーダーを解放したままポンプでシュコシュコして、エアーを吸い出します。
リザーバータンクの量に注意しながら、継ぎ足してはシュコシュコの繰り返し…


そこそこエアーが抜けたら、ブレーキレバーをにぎにぎして、またポンプでエアーの吸い出し。
一連の作業をブレーキのタッチが出るまで繰り返す。


そこそこのタッチが出たところで、フロントタイヤを浮かせて、ブレーキの引きずりがないか?ちゃんと効くか?などを確認。

センター出ししたんだけど、タイヤを回して回転し続けるほどまでにはならんかった。
まぁ、シャリシャリ引きずってるような音も無かったので、良しとした。


ジャッキから下ろし、トルクレンチでサポートとキャリパーのボルトを38Nでカッチン♪

全体のボルトやビスのチェックと作動確認をし、最後に清掃を行い完成!


なんとかツーリングに間に合う時間に仕上げる事が出来ました。


タイヤに吹き飛んだフルードの後が…


ターコイズカラーのスポーツスターには、チタンカラーもええ感じやわ。
制動力と言うよりは、見た目カスタムなので。。。

んー ま・ん・ぞ・く!

■インプレ

この後、Kinspoのツーリングで京都市内を50km弱走行しました。
パットのあたりがついたか、つかないか時点での感想は。。。

その前に、フロントブレーキの仕様は以下の通り

<仕様>
マスター:HD純正マスター ピストン径 9/16
レバー:ミスミエンジニアリング製 MSブレーキレバー
ホース:メーカー不明 ステンメッシュホース
キャリパー:ブレンボ キャスト4pキャリパー 40mmピッチ
フルード:DS製 DOT5
ローター:HD純正ローター 11.5インチ

予想通り、がるーだ程度の技量の者が体感できるほどの効きやコントロール性能の違いを感じるには至らなかった。
雑誌やネット記事に謳われているような「すばらしいコントロール性能。。。」とやらも???

<引用> HOT BIKE Sportster Ⅺ
試して見ました!ブレーキより
ツーリング後半ぐらいにようやく、ノーマルキャリパーよりちょっと効きがえぇかも。。。程度はあった気もするが、まぁプラシーボ効果のようなもんだろう。

色々調べてみると、パットのあたりが付くのは100~200kmぐらい走ってからみたいなんで、これから少しは体感できることに期待しよう。

違いがわかる男になった暁には、改めてインプレします。

■追伸
このブログを書いている時に、クロネコさんが新しい仲間を届けてくれました。


2/27(月)の朝に¥5,750で落札したラジポン。
詳細は後日。。。

2 件のコメント:

  1. がるーださん、こんにちは。
    本物ブレンボ買ったんや! ええ色やん!
    こんなんしてる時間が、たまらん楽しいねんな。

    ほんでまたマスターも買ったんかいな!
    また楽しい時間が・・・・。

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    1. じじぃさん
      おはようございます。そーなんです!
      あれこれ妄想してる時、こんな作業してる時、もちろん走ってる時も全てスポとの戯れなんで、楽しいっす!
      でも、最近無駄遣いが過ぎるので自粛ご必要…

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