2020年1月26日日曜日

スポーツスター 自作SSTでミッション&クラッチ分解(まとめ)


がるーだです。

自作SSTでミッション&クラッチ分解で行った、修理とついでメンテを簡単にまとめてみました!



■概要

年末にミッショントラブル(4速のみ入らない)が発生し、DIY修理にチャレンジ。
プライマリーカバー開けるついでに、エボスポのウィークポイントと言われる部分の対策やパーツ交換を行う。
また、専用工具(SST)が必要となる部分は、自作して対応するとともに、純正パーツと社外パーツや中古パーツなどを併用して、低コストとなるよう努めた。





■主な作業内容

1.ミッションの修理
2.シフターまわりのメンテ
3.クラッチのスプリングプレートレス化とメンテ
4.スターターモーターのメンテ
5.電装品の配線整理

※詳細は各項目のリンク先参照

1~4.の作業には、もれなくプライマリーカバーの脱着に伴うガスケットの交換とトランスフルードの交換が伴う。



■作業内容 詳細

1.ミッションの修理 

<故障箇所>
1速メインギアドック(純正品番 35762-89A)の破損とシフターフォーク(純正品番 34147-89C)の磨耗





<修理内容>
アンドリュース1速ギアセット#299110と中古シフターフォークへの交換



今回使用したパーツ代 :¥38,631
純正パーツ使用の場合:¥89,196


2.シフターまわりのメンテ

<メンテ箇所>
・折れることがあり、折れるとギアチェンジ不能になる言われているスプリング類の交換
・点検時にガタつきがあると思ったシフターシャフトブッシュの交換



今回使用したパーツ代 :¥6,354(全て純正パーツ使用)
純正パーツ使用の場合:同上の通り


3.クラッチ

<予防保全>
スプリングプレートの破損対策




<対策内容>
スプリングプレートレス化
(スプリングプレートの代わりにスチール×2枚+フリクション×1枚に置換え)

フリクションプレートはネオファク製の新品パックを用意。
不足分は、既設のフリクションプレートの中から状態の良さそうな1枚を再利用。
スチールプレートはネオファク製の新品2枚を追加。


<メンテ箇所>
レリーズベアリング交換




ここも良く悪くなると言われている箇所。
触った感じで問題無さそうだったが、安いものなので交換しておいた。

リテーニングリング類も交換したが、思いの外高額でビックリ(○_○)!!

今回使用したパーツ代 :¥16,967
純正パーツ使用の場合:¥21,355

※注)純正パーツでフリクションディスク(純正品番 37911-90)の価格¥7,961が1枚なのかパックなのかは不明。もし1枚の価格だとしたら…
考えただけでも恐ろしい((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

<メンテ箇所>
ガスケットやOリング類の交換とブラシの摩耗チェックなど





今回使用したパーツ代 :¥610
純正パーツ使用の場合:未調査


5.電装品の配線整理

D-UNITを使用して、リレーとヒューズを集約することにより、ごちゃごちゃしていた配線をスッキリさせる。
ミッショントラブルには直接関係ありませんが、作業しやすいタイミングだったので実行。


■かかった費用



思った以上に高くついた(>_<)
最低限だと①+⑤+⑦で5.4諭吉ぐらいですが、ついでメンテを欲張り過ぎたか!?(´Д`)ゞ

しかし、こればっかは事が起こってからではもっと高くつく事があるかもしれませんし、何事も無く10万kmぐらいまで走ってくれたかもしれませんし、正直わからん┐(゚~゚)┌
大事なスポちゃんに、末長く元気に走って貰うための先行投資と思えば…ってえぇかっこしたいんはヤマヤマですが、やっぱキツイもんはキツイってのが本音のところ(´▽`;)ゞ

※実際は、プライマリーのガスケットは未使用ですし、一部ストックのパッキンを使用したりしてるので若干異なります。


■かかった時間

おおよそ2日ぐらい

実際はパーツや工具がなくて途中で作業を中断したり、他の用事で手が止まったりして続けて作業できず、ちょこちょこと作業を進めた。

道具やパーツが揃った状態で詰めて作業してたら、おおよそ2日ぐらいなんじゃないかなぁ~。


■所感

初める前は不安でしたが、案ずるより産むが易しって感じで、バラシてみればなんとかなるレベルの作業でした。

まぁこれもトラブル無く、無事走ってくれたから言える事ですが…
しかし、今までよく理解出来てなかった、ミッションやクラッチの仕組み、シフターの動きなんかが観察できて、すごく勉強になった!


漏れはありませんでしたが、プライマリーカバー側のシフターシャフト用ガスケットを交換しとくべきだった!ってのが反省点。


ミッションが無事に終わったんで、次は無謀にもシリンダーベースからのオイル漏れ修理に取り掛かりますよ( ̄ー ̄)b 
 

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スポーツスター 自作SSTでミッション&クラッチ分解(テスト走行編)

がるーだです。

1/26 ミッション修理他のテスト走行でホームコースを走ってきました。

2019年の走り納めん時に見舞われたミッショントラブルから、まもなく1ヶ月…

早く直したい一心で、年明けからコツコツと修理やついでメンテを行い、ようやくテスト走行できるまでこぎ着けた!

身の程知らずで、勢いに任せて行ったDIY修理ですが、果たしてちゃんと直ってんでしょうか!?
はっきり言って自信無し(~_~;)


当日のコース

いつもの事ながら、だいたいこんな感じ。
https://goo.gl/maps/USFLYiaRxX88y78K8

総走行距離:151.9km
総給油量:9.17L
平均燃費:16.6L/km
給油回数:2回


いつもの気温計


6:55頃の気温は5℃
天気はくもり

最近、またいつもの気温計のご機嫌が悪いみたいで、表示が薄かったり、表示されてなかったり…
この日は近づいたらかろうじて認識できるレベル。

早期復旧を望む!!


テスト走行

最後の仕上げに、マフラー、ツールバック、サドルバック、ガソリン携行缶を取付て、プレクサスで全体を綺麗にフキフキ。

8:20頃準備が整い、いよいよドキドキのテスト走行へ出発!

エンジンは一発でかかり、クラッチを握り1速へ。
いつもなら、少し衝撃を伴い「ガチャッ」って1速に入るんですが、「コンッ」って感じで拍子抜けするぐらい軽く入った。

クラッチを繋いでスタート…




走りだしてすぐ、修理した時の走行距離控えるん忘れてた事に気づき、スマホホルダーに装着したまま、走行距離を撮影。

走行距離:51,772km

ギアの慣らしも兼ねてるんで、回したらアカン!と言い聞かせながら、ミッションやクラッチの感触に全神経を集中して走行したんですが…

まったくもって問題なし♪
( ̄ー ̄)v ブイ!

それどころか、ギアは気持ちいいぐらいスコスコ入るし、クラッチもスプリングプレートレスにした影響どころか、今までとの違いが全く分からず…(;^_^A

1速においては、軽く入り過ぎて「ん?ちゃんと1速に入ったんかいな?」と確認する事があったぐらい(´▽`;)ゞ



道の駅 美山ふれあい広場

山に入ってここまでは、先を走る3台のリッターSSグループの後ろに追従しながら、まったり走行。


9:35頃着

先客にSSが5台ほどいたぐらいで、相変わらず閑散としてた。



懸念のシリンダーベースからのオイル漏れをチェック。
やはり気のせいでは無かった様子(´д`|||)
心なしか、ガスケットがさらに“ひょっこりはん”してるような…( ̄~ ̄;)ウーン


A面からの真横Shotは、相変わらず…


日吉ダム

美山~日吉までの道中は我慢出来ず、少しペースを上げて走行。



もしテスト走行して問題なかったら、地鶏して復活宣言してやるぜぇぇぇ~とサドルバックに忍ばせておいた自撮り棒で


へっぽこサンデーメカニックによる、自作SSTでミッション&クラッチのDIY修理とメンテは大成功\(^.^)/

復活のガッツポーズ






ミッショントラブルからなんとか1ヵ月内に復活(^-^)v
この約1ヶ月のスポ ロスっつたらハンパ無かったッス。

これも、スポスタじじぃさん、つわものぶろぐさんをはじめ、DIYの様子をブログにアップして下さった諸先輩方、でっかいトルクレンチを貸してくれたツレのHなどのお陰だと、ホント感謝しております。

当方のブログも、スポを愛する人の為に少しでもお役に立てる内容がポス出来ればいいなぁ~
(´ー`)フッ やっぱ、ないなぁ…


インプレ

例によって、違いのわからない鈍感ライダーが150km程度走っただけのインプレなので、話半分以下でお願いします。

アンドリュース1速ギア(ガッコン対策)
これはかなり効果あると思う。


「ガラガラ ガッチャン」までは、あんまり無かったんですが、今まで停車時に1速入れたら「ガチャン!」って結構な音とともに、車体に衝撃を伴うことが多かったんですが、交換後ほんまに入ったん??って思うことがあったぐらい「スコッ」って入る事が多くなった。

アンドリュース1速ギア(クロスレシオ)
こちらは、残念ながら机上でシュミレーションした通り、当方みたいな鈍感ライダーには体感できるほどの違いは感じる事が出来ませんでした。

コース走ったり、もうちょっと距離走ってストップ&ゴーを繰り返したらなんか違いが出てくるかもしれません…

クラッチのスプリングプレートレス
びふぉあ・あふたぁの違いが全くわからんかった。
繋いだ瞬間、ギアチェンジ、低いギアで引っ張っても、今までと全く同じ感触。
時限爆弾を抱えて不安な日々を過ごすくらいなら、思い切って撤去した方が得策かもしれません。

こちらも当方が鈍感なだけで、変化を感じてないだけかもしれませんし、撤去する事によってどっかに負担が掛かるなど、思いもよらない不具合につながる可能性がないとも言えません。
撤去する場合は、その辺も踏まえて自己責任で!

ネオファクのフリクションディスク
こちらも、交換したことによる純正との違いは感じませんでした。

負荷掛けて走ったら違いがあるかもしれないんで、要経過観察。



走行後のチェック




最後にプライマリーカバーからオイルが漏れていないことを確認したら、これにてミッショントラブルからは、完全復活です!



ミッションは直ったものの…
次はシリンダーベースからのオイル滲み問題が待ち構えてる!!
一応ここのガスケットなんかも用意したんですが、どうすっかなぁ~( ̄~ ̄;)

やるんなら、やっぱ今のうちなんだけど、もうちょっとがっつり乗りたいなぁ…


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2020年1月24日金曜日

スポーツスター 自作SSTでミッション&クラッチ分解(番外編 D-UNITで配線の整理)

がるーだです。

今回のミッション&クラッチ分解に直接関係はありませんが…
この機会にずっと気になってた電装品の配線を、ついでに整理しました。

ようやく思い腰をあげたのは、デイトナのD-UNITって商品を、たまたまAmazonで見かけ、「これならもう少し綺麗に仕舞できるかも!」
って思ったから( ̄ー ̄)b


現在の電装品は5つ

①グリップヒーター
②USB電源
③ETC
④ラップタイマー
⑤レーダー探知機(ねずみ取り)

現在グリップヒーターとUSB電源は、リレーにタコ足配線で接続、その他機器はアクセサリーヒューズから取ってるヒューズ電源から同じくタコ足配線で接続。
それぞれの機器に付いているヒューズ類はそのままなので、かさばってごちゃごちゃしたまま、狭いスペースに無理やり押しこんでた(-_-;)





 デイトナ(Daytona) アクセサリー電源ユニット D-UNIT(ディーユニット) 98830
Amazon 2,543円

【商品説明】
アクセサリー電源を必要とするパーツを装着するたびに配線を探す手間を省き、追加の機器も増設しやすくなっています。 ETC、USB、ホットグリップ、後付けメーター、ドライブレコーダーなど、メインキーに連動させてON/OFFを切り替えたい機器に対して、取り出しを1か所にまとめることにより、煩雑な配線もすっきりできます。


●最大4つのアクセサリーを個別に装着:CA/CB103ギボシ 3PORT・丸端子 1PORTの合計20Aまで出力可能。
●合計20Aの高出力:主電源をバッテリーから直接取ることにより、純正電装機器への負担を減らしながら、高出力を可能としています。
●ヒューズによるアレンジ可能:内蔵の低背ブレードヒューズを交換することで、必要なアンペア数に設定することができます。※合計で20A以下の範囲


この商品は、リレーの機能と各系統にヒューズが入ってるので、これなら既存のリレーを無くして、電装品に初めからついてるヒューズを取り払ってダイレクトに接続可能だろうとふんだ(ΦωΦ)フフフ…


1/24 仕事が終わってから実家に出向き、19:30頃から作業スタート!


電装品の配線整理



まずは配線を整理
インナーフェンダーまで外してやりました!




配線の長さを調整して、ギボシ端子を圧着。



D-UNITの中はこんな感じ




配線が迷子にならないようにビニールテープを貼ってメモ



M6ボルトの端子用に配線を作成


接続箇所が4つしかないので、ここに2系統つなげられるようにしました。



グリップヒーター以外は、既存のヒューズをすべて取り払ってD-UNITへダイレクトに接続。

7.5A:グリップヒーター
5.0A:USB電源
5.0A:ETC
2.0A:ラップタイマー+レーダー探知機

取り合えずこのように接続したんですが、そのうち適切なアンペアのヒューズに替えるつもり。
でもホームセンターには低背ヒューズの2Aとか置いてなかったんだよなぁ…






Before画像が無いんで違いが分かりにくいですが…
シート下のスペースに、ごちゃごちゃと押しこんでいた配線が、これでスッキリ!!

ただしD-UNIT本体が故障したら、電装品が全部動かなくなるかもしれない…
ちょっとだけ不安(~_~;)



ヒューズBOX辺りも、隙間に余裕が出来た。
D-UNITの接続端子はクワ型だったので、丸型端子に付け替えた。



バッテリーとシートカウルを取付し、23:00頃作業終了。



後はマフラーとサドルバックを付けて試走するだけの状態となりました。

次回はいよいよテスト走行…



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2020年1月19日日曜日

スポーツスター 自作SSTでミッション&クラッチ分解(スターターモーターと1次ドライブ取付編)

がるーだです。

1/19 ミッション&クラッチ分解作業も最終工程に入りました。
スターターモーターと1次ドライブを取付て、御開帳したプライマリーを閉じていきます。


プライマリーの圧抜きにシール剤塗布


オイルが漏れたり、滲んだりはしてなかったんですが…


プライマリーケースの圧を抜くフィッテイングのシールをやり直しておきます。

これの正式名称はなんて言うんでしょう??
ドレンでもないし、ブローバイガスとも違うでしょうし…
ご存知の方いらしたら、是非ご教示願います。



液体ガスケットをネジ部に軽く塗布して


つけ直し。


下ごしらえ








前回開けた時も軽くオイルストーンで均したんですが、今回も軽く当てておいた。


少し手を止めて、弟のお手伝い



作業中に弟がやってきて、ゼファーのプラグコードを買ったので替えて欲しいと…


本来は4本必要なのに、なぜか2本だけ( ̄□ ̄;)!!
タンクを外して外側の2本をサクサクっと交換。



スターターモーター取付



シール面に薄く液体ガスケットを塗布



プライマリーケース側にも、ガスケットの位置決め代わりに液体ガスケットを薄付け。
ガスケットはジェームズ製のFOAMETを使用。



スターターモーターにコード類を接続したら、プライマリーカバーに取付て規定トルクでカッチン♪


スターターモーターが定位置に収まりました!




スプロケカバーやリアマスターを取付け、A面の作業はこれにて終了。




オルタネーターのマグネットも問題なし。
4速エボスポは、ここもウィークポイントだったみたいです。



クラッチのシェルをプライマリーチェーンから外す時、元の位置にもどせるようマーキングをしておいたので、元の位置にセットして、



1次ドライブを装着


クラッチハブナット締め




クラッチ側のカラーには向きがあるので、間違えないように「OUT」と書かれた方を外側に向けてっと!



めったに出番の無い、高強度のネジロックが久しぶりに登場( ̄ー ̄)b



マニュアルの指示通りに、ネジ部に数滴塗布。


逆ネジのクラッチハブナットを規定トルクでカッチン♪
緩める時はアングルをレーシングスタンドのゴム受けに噛ましましたが、締める時はスイングアームへのクッションがないので角材をホイールとスイングアームに噛まして回り止めにしました。



角材にホイールのスポークがこんなにめり込んでしまいました(゜ロ゜)


エンジンスプロケットナット締め



エンジンスプロケットナットも、高強度のネジロック剤を塗布するようマニュアルで指定されてるんで、ネジ部に適量を塗布。


秘密兵器


ここの締め付けトルクは280Nとか!!

もちろんそんなでかいトルクレンチなど持ち合わせているハズもなく、最悪は思いっきり締めてやり過ごそうか…
イヤイヤそんな事したら、心配で寝つきが悪い日々が続くじゃないか!?
などなど自問自答を繰り返す日々( ´~`)ゞ

このクラスになると安いのも売って無くて、一番安いヤツでも使用頻度を考えたら購入するには躊躇するお値段( ̄~ ̄;)ウーン

いよいよここの作業が近づいてきた時に、車屋のツレに「持ってる?」と聞いてみたところ、「あるよーって!」
ならばと…
貸してもらうことにした( ´∀`)



400Nまであるすごいヤツ!


緩める時と逆方向に、自作プライマリーロックバーを歯車に噛まして、この超デカトルクレンチを使って、280Nぐらいてカッチン♪しました。

こんな長いハンドルでも、かなり体重をかけて締めないと規定トルクに達しなかった(゜_゜;)
やっぱスライディングハンドルの手るくレンチじゃ、しっかり締めきれなかったかも…

これで、夜な夜な悪夢にうなされることなく眠る事が出来ます。
Hいつも、ありがとねー!!
助かった。


クラッチ ダイヤフラムスプリング取付



自作SSTを使い、ダイヤフラムスプリングを圧縮


ここの溝にスタップリングを嵌めこまなければなりませんので、スプリングワッシャーがここの溝より気持ち下にくるまでダイヤフラムスプリングを圧縮してやらなければ、スタップリングが上手い具合に嵌ってくれません。
3,000円程もした超高級Cリングなんで、慎重に作業を進めます。

強化クラッチ(テンションの高いダイヤフラムスプリング)なんかに代えた場合、この溝がCリングに削られてテーパーになってしまい、スコッとCリングが外れてしまう事もあるそうです。
 強化クラッチを検討されてる方は、色々調べてみて下さいね( ̄ー ̄)b


嵌める時になんとなくコツを掴んだけど…
この辺りのパーツとは、できれば再会したくないなぁ~(´▽`;)ゞ



リングが全周しっかり溝に嵌ってるか確認できたら、クラッチの取付作業完了。


プライマリーカバー取付



ストックのOリングから使用する分をピックアップ。

今回交換したのは、ダービーカバー、インスぺクションカバー、クラッチケーブルのOリング。

インスペクションカバービスのOリングは問題無さそうなので再利用。



カバーの中を軽く清掃。
ガスケット装着面を念入りに脱脂して、液体ガスケットを薄付け。



ケース側も液体ガスケットを薄付けして、ガスケットを装着。
カバーを取付て、ボルトを規定トルクでカッチン♪

実は…ガスケットは禁断の再利用(-。-;)
言い訳は、初作業で自信も無いし、もしシフターの調整とかがうまいこと出来てなかったら、また開けないといけないかもしれないから( ´~`)ゞ

でも、調整等が上手く出来てて再オープンの必要も無く、オイル漏れが無ければ、そのまま行っちゃえ!って、ちょっとケチったとこも無いわけでは…
良い子のみんなは真似しないで下さいねぇ~

用意したガスケットは、次なんらかで開けないといけない時のためにストックしておきます。

ちなみに用意したガスケットはジェームス製のFOAMET。
ここのガスケットは、松竹梅と種類があるんですが、FOAMETは松レベルの高級品。
竹クラスとも倍ぐらい値段違うんでいつも悩むんですが、結局信頼性を優先してリピ買い。



ツインパワー XLトランスオイル

ガスケット再利用と同様の理由と、ギアの慣らしが終わったら入替ようと思ってるんで、コスト優先で!
こちらは2りんかんで購入したんですが、1,000円したかしなかったぐらい。



どぎつい赤色のオイル。



ほんとここのオイルレベル合わせるの見えにくい



プライマリーチェーンの遊び量をチェックして蓋を閉じます。


ケース合わせ面からオイル漏れが無いことを十分確認出来たら、スターターモーターと1次ドライブの取付作業が完了です!


番外編 電装品の配線整理につづく


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