こちらもひょんなドラマから手に入れた03のXL1200S用カートリッジフォーク。
ノーマルスプリングをレーステックのスプリングへ交換しました。
スポチューンで有名な埼玉県のB社へ電話して、用途などを説明しスプリングレートを決定。
硬い目が好きでなければ0.8kgでいいのではないかとのアドバイスを受け、お勧めのレートで注文。
私の持っているスポ関係蔵書にあまた登場されるO氏自らがご対応下さいました。
ちょっと有名人と会話したような気分に(^^ゞ
上のスプリングがノーマルで、下が今回入れるレーステック製。
同梱されていたカラーは約40mmでした。
当初別の目的の為に用意したJAMES製のフロントフォーク用ガスケットセット。
ここから、必要なものだけチョイスし、フォークシールは奮発してSKFのシールキットを使用します。
ネットから得た情報では各メーカ一長一短があり、下記の様な結論に至る。
JAMES製:コスパはいいが、すぐにひび割れし耐久性に難あり
SKF製:低フリクションは体感できるが、オイルのにじみ出しが早いかも。
arite製:低フリクションで耐久性もそこそこ。ただしダストシールは別途用意が必要。
性能的にはarite製が一番信頼高そうなんですが、今回ダストカバーは付けないので、シールが露出した場合、ターコイズとのカラーマッチが良さそうかなぁ~と、SKF製を採用。
1本目はゴムのベルトレンチを掛けて、トップカバーを緩めました。
こっちはスプリング確認のために、一度緩めていただいていた方かな?簡単に外れました。
ヤフオクで手配したSST なんちゃってスプリングコンプレッサー!
自作可能な品ですが、そんなに高く無かったので、材料代と作成の手間を考え購入を選択。
カラーの穴にボルトを掛けて、ボルトを締めて圧縮していきます。
スライダー下部のボルトを緩める時にトラブル発生(>_<)
用意していたのは1200Cノーマルフォーク用の6mmロングソケット。
1200Sのフォークは8mmのロングソケットが必要だったのだ!
手持ちのミリ用六角棒レンチはショートヘッドなので、力を掛けにくいため、あきらめてホームセンターへ買いに走りました。
なんとか1本目を無事にバラす事ができました!
既設のフォークを外す前に、現状の突き出し量を計測。
突き出し量はキャップ下で約2mm。
すべてのパーツをパーツクリーナーで洗浄。
今回ブッシング類は用意していないため、再利用。
ここまでバラしたなら、ついでに交換しておいた方が良かったと後悔(>_<)
新しいシールにオイルを塗って打ち込んで行きます。
シールの打ち込みは、塩ビパイプと悩みましたが、作業性を考慮して専用のシールインストーラーをストレートで購入。
同封されていたショップの説明書指定の油面140mmにセット。
オイルはレッドラインの10wと30wを1:1でブレンドしたもの。
フォークにオイルを入れて、シュコシュコとエア抜き。
初めての作業で要領を得ないため、オイルまみれになってもーた(・_・;)
ダンパーロッドを上下する際、上手い具合にやらないと、ダンパーロッドの穴からオイルがピューっと飛び出します。
このせいで、数回エアー抜き、油面調整を繰り返した。
専用ツールで、不要なオイルを抜き取り。
ここで本日2回目のトラブル発生!
ノーマルスプリングはフォークキャップとダンパーロッドを分離しただけで抜き出せたので、レーステックのスプリングもそのまま挿入可能かと思って入れたところ。。。
リバウンドアジャスターのところに引っかかって入っていかない。
四苦八苦するもどうにもならなかったため、自己で解決することを諦め、ショップに救いの手を求めるため電話しました。
電話での説明では、なかなか状況が伝わらず、ご迷惑をお掛けしましたが、ようやくダンパーロッドとリバウンドアジャスターを分解してスプリングを入れないといけないということが判明。
嵌ったスプリングをダンパーロッドにモンキーを挟み込み、スプリングに当てながらプラハンで叩き出し、なんとか事なきを得ました。
やはりマニュアルは必要だなぁ~と反省。
この後は、教えて貰った通りに組んで行き1本目の作業終了。
R側 Fフォークの分解
R側のフォークキャップはベルトレンチが滑って外れなかったため、ステムに固定してからフォークキャップを外しました。
2本目は少し知恵が付いて、荷造り用のバンドをロープ代わりにかけて、足でスプリングを圧縮する作戦に。
圧縮したスプリングにSST スプリングプレートツールの代わりに薄いスパナを挟み込んで代用。
おかげで、作業時間が大幅に短縮されましたよ!
慣れない作業なんと、途中買い物に走ったり、他の作業もしたりなんかで、この日はオイルまみれになりながら、丸一日掛かってもーた。
まぁこれも勉強と経験です。
時間を忘れて夢中になれる、こんな苦労も楽しみの一つ。
気になる事があって。。。
組み上げた2本のFフォークですが、リバウンドアジャスターをダンパーロッドに組む時の基点を全閉か全開かのどっちにしたか自信がなく心配になって、眠れない日が続きました(これは冗談ですが…)
電話で説明を聞いて、ショップの説明書を元に調整したつもりですが、このままでは精神衛生上よくありませんし、万が一間違って組んでいたら事故にもつながります。
なんで、そのうち、そのうちと先延ばしにしていたサービスマニュアルを思い切って北川商会で購入しました。
なぜだか、がるーだスポの2001年用は前後の年式より6,000円ほど高いので、内容がほぼ同じであろう2003年用をチョイス。
ちなみに、持っているパーツリストも2003年用なんで、ちょうどええかなぁと。
今までは、オレンジ色のスポーツスターマスターブックや雑誌の記事、ヘインズのマニュアル(英語)、ネットからの情報でなんとかやって来ましたが、これからはマニュアルを活用ですね!
余談ですが、たまにヤフオクでエボスポのサービスマニュアルが北川商会の新品価格より高値で取引されてるのが不思議でなりません。Dラーで購入したらもっと高いのかな?
スポ購入以来、困った時の北川商会です。マニアックな部品のラインナップは昔から変わっていません。
後日、寝付きを良くするために、もう一度リバウンドアジャスターをマニュアルの手順を見ながら組み直しました。
これで、安心して眠れます。
さぁ、これで残るはブレーキ周りとその他もろもろ。
まだ試走出来ません。
なんとか次の走行会までには間に合わせなければ…
当初のノーマルテレスコピックフォークにゴールドバルブ投入の予定から急遽変更した1200S フォーク。
今まで気になっていた点が改善されるかな?
あとセッティングも心配だぁ~
早く組み上げて、試走したい!
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がるーださん、こんばんは。
返信削除いっしょやぁ!
カートリッジフォークバラすの、なかなか邪魔くさいやろ?
コツをつかむまでね。 僕も2回やりました。
でもスプリング換えたら、良くなったよ。
サービスマニュアル買ったんや。
北川はちょっと安いね。
じじぃさん
削除おはよーさんです!
今回は結構奮闘したしたよ(^^ゞ
おかげで、次回からはサクッと行けそうです。たぶん…
ノーマルは試して無いのですが、軽く試走した感触は(ΦωΦ)ムフフ…な感じでした!
その辺はおいおい
がるーださん
返信削除自分もレーステックにSKFです。バネレートは0.9ですが、周りの方からは硬いと評判なんで0.8くらいがちょうど良いかもしれませんね。自分のはリアサスも硬めなんで、このまま行きますが。頑張って自分のセッティングを見つけてください。
ZEPさん
削除先日はアドバイスありがとうございました!無事装着出来ましたよ。
そうそう、ZEPさんのYSSについて色々伺いたいと思ってた所でした。
YSSに確認したらバネレートは25~35Nとの事でしたが、かなり硬いめなんでしょうか?
オーリンズなどの高級サスに比べるとダンパーの問題かゴツゴツ感が否めません。YSSの圧伸びダンパー調整が付いたタイプならもうちょい良いかもしれませんね。自分のは伸び調整しかありませんが、ここを弄ると圧側も変わってしまうんで微妙な調整ができないのでゴツゴツ気味になってしまうんじゃないかと思います。バネレートは多分ちょっと硬めくらいなんじゃないですかね。
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