クラッチ修理2日目です。
18:00前から作業スタート。
ドレンボルトに鉄粉がてんこ盛り!
オイルも、今まで見たことないぐらい真っ黒でドロドロ…
もしかして、これは以前のオイル交換時に投入したピットワークの影響なのか?
それともバランスマスターが破断影響?真相は不明。
プライマリーカバー 御開帳
前日の推察通り、バランスマスターのダイヤフラムを押さえる部分が破断して、抑えのリテーニングリングが外れ、ダイヤフラムスプリングのテンションが抜けている状態でした。
リテーニングリングはプライマリー内から無事回収。
幸い、変形やキズなどもなく再利用出来そうな状態。
外したバランスマスターとダイヤフラムスプリング。
ダイヤフラムスプリングにもダメージは無さそう。
左が新品の状態。
真ん中のダイヤフラムスプリングを押さえるリング状の部分が綺麗に無くなってます。
一番心配だったのが、リテーニングリングを引っかける部分が削れたり、変形したりして無いか?ってこと。
幸い全周問題は無さそうで、ホッとしました。
この状態から見える範囲では、破損した部分は見当たらず。
2日目はここまで!
つづく
↓閲覧記念にポチっと願います!
もう走っているなら言ってもしょうがないのですが。
返信削除アルミの破片は磁石に付きません。
アルミの破片はオイルと共にミッションとプライマリー内を縦横無尽に駆け巡ります。
各ベアリング内にも入り込むでしょう。
エンジンスプロケットシャフト(クランクシャフト)に入り込む可能性があります。オイルシールを潜り抜けて。
クランクケース内は負圧です。オイルが吸われる可能性があるのです。
甘くみてないですか?事態は想像以上にシリアスですよ。
いつもアドバイスありがとうございます。
削除クランクに回り込む可能性があるとは想像もしてなかった!
ビツクリです(◎_◎;)
肝に銘じておきます
おせっかいついでにもうちょと書きますね。
返信削除クランクシャフトは回転中に僅かですが振動しています。
オイルシールは通常その振動にぴったりと追従しています。
つまりオイルシールは生き物のように動いているわけです。
そこにアルミの小さな破片が噛みこんで隙間が出来てさらにそこから破片を吸い込むとかありえます。
その先には何があるか?クランクベアリングです。
めったに無いレアケースですがこれでエンジンパーになり廃車という実例があります。