2017年11月5日日曜日

スポーツスター キャブレター利きくらべ(HSR42編)とオイル交換など

がるーだです。

スポーツスターのキャブレターをミクニ HSR42へ交換しました。

現在ストックしているキャブ達を、気まぐれなタイミングで利きくらべて行こうと思います。




左:純正CV+ダイノジェットサンダースライド(既設)
中:FCR41
右:HSR42(今回交換した分)

2019/12/21 「キャブレター利きくらべ(FCR41編)」をUPしました!


タンクが左コックになったことにより、諦めていたHSR42が装着可能となったので、まずはHSR42から試してみますp(^-^)q

HSR42取付




使用するのは MIKUNI HSR42 
イージキット 94y- XL1200-BUELL用 
42-11

もちろん中古(^^ゞ
ヤフオクでリペアパッキン類と送料込みで2.5諭吉様のお品。

装着前の下調べで懸念されていたシリンダーとの干渉。
フィッティングしてみたところ…OUT!


下から覗いたところ。リア側シリンダーのフィンとボルトがガッチンコ。


フロント側シリンダーのフィンともボルトがガッチンコ。


フィンを赤ペンでマークした辺りが干渉します。



ここは躊躇することなく、サンダーで少し削りとってしまいました。


フロートレベルのチェック



英語は読めませんが、多分以下の様な事が書いてあるんだろうと解釈。

「水平にしてフロートの一番底が18mmプラスマイナス2mm以内に収まるよう調整するべし。」

18mmジャスト。
規定範囲内なのでそのまま。

メインジェット交換


標準のメインジェットは160番
MIKUNI USAのHPによると、「通常、アフターマーケットの排気システムと組み合わされたHSR42には、165番のメインジェットが必要です。」よと。

下調べした情報を加味し、濃いめの167.5番から試してみることに。

パイロットジェット交換


標準のパイロットジェットは25番ですが…
ネットの情報では20番が入っている事が多いそうな。
取付&チューニングマニュアルの表記の誤植かアメリカン品質管理クオリティかは分りませんが、ご多分に漏れず、20番が入ってました。(そもそも中古品なので、交換された可能性もありますが…)

現在CVキャブのスロージェットは50番なので、標準からの上げ幅をあわせる感じで27.5番から始める事にします。
少し濃いかも。

バキュームスイッチ移設

標準の位置ではバキュームスイッチのボルトを緩め、左右に位置を変更しても、スイッチにキャブがブロックされて奥まで入りません。
悪あがきはせず、素直に取付説明書に従うことに。



ここいらの情報がネットでは拾いきれなかったので、こちらも読めない英語を無理やり下記のように解釈。

①小さいドライバーなんかを使って、ステーからリテーニングワッシャーを慎重に外すべし。
②バキュームスイッチの向きを図8を参照し、横から下に変更するべし。
③そうしたら、外したリテーニングワッシャーを元通りにはめるべし。
④バキュームホースを長いものに変更するべし。
⑤既設の位置から、ホーンをマウントする位置に移設し、ホーンのボルトで共締めするべし。


 移設し、上から見たとろ


裏側


横から

多分こういう事が書いてあったんだろう…

その他、エンリッチナーの取付なんかはググったら沢山事例がでてくるので割愛。
もちろん事前に分解して、各所点検済み。
同梱してあった、フロートのニードルバルブのみ交換しました。

アクセル・スロットルワイヤーの取回し

現物の写真は撮り忘れましたが、33インチのアクセル・スロットルワイヤーを使用し、取付説明書に従い取回し。


装着完了!

10/21の走行会終了以降、空いた時間にちょこちょこ作業を進め、予備のジェット類を手配したりして、11/3ようやく装着完了!(^^)!


デーンと鎮座したHSR42。やはりでかい!


バキュームホースはキャブを引き出しやすいよう、長めにインストール。

HSRは右コックの場合、キャブのあたまとコックが干渉し、そのままでは装着できないらしい…
試してないけどネ(^^ゞ
(今度検証してみよう)



アイドル調整スクリューがブラブラするんで、タイラップで調整しよい位置へ。

ブリーザーホースが邪魔して、パイロットスクリューの調整は出来ない事も無いが、少しやりにくい(+_+)

パイロットスクリューは、たまにチェックする「盆栽ハーレー」工場長さんのブログを参考に調整させていただきました。

スロー領域のセッティング方法 (増し締め課長のアドバイス HSR編)



11/3 時点のセッティング

メイン:167.5
パイロット:27.5
パイロットエアスクリュー:1回転戻し
ジェットニードル:97(標準) 3/5段
アクセレーターポンプノズル:60(標準)

試走した感じで、大まかにはOkでしたが、以下の2点が気になりました。

①パーシャルからの全開時に少しもたつくところがあった。
②シフトダウン時にアクセル煽ったら、「プッシュ!」とくしゃみする時があり。

見直しは、もうしばらく走って様子見てからから考えることにします。


リア側

少々濃すぎたか!碍子までまっ黒 黒助でススだらけ(^_^;)
けど、渋滞をすり抜け戻ってきた後なので参考程度だけど、パイロットジェットがでかいかな?

フロント側

こっちは許容範囲ぐらいかな?
通常はリア側の焼けでチェックするみたいなので、こっちも参考程度。

HSR42インプレ

ホームコースを試走したインプレ

加速感やトルク感が上がってるのを体感できるレベルに!
今までの倍とまでは行きませんが、2~3割増しのパワーでバイクがグイグイ走る感じ。

今までの感覚で走ってると、すぐ前の車に接近してしまう。
さすがに体がのけ反ったり、置いて行かれるまではありませんが、それでもアクセル開けるのに気を使わないと怖いぐらい。

この感覚が、負圧キャブのワンテンポ遅れて加速するのと、アクセルにリニアに反応する強制開閉の違いなんだろーな!

3ケタまでの到達もあっという間。

マフラーの排気音もガォォォ♪ ガルゥルルルルと怪獣の声みたいに変わった。

3連休初日の夕方で混んでいた事もあり、高速でMAXチャレンジはできませんでしたが、今まで以上に出そうな予感
(* ̄ー ̄)ニヤリ

走行中ニヤニヤが止まらないぐらいの満足感でした(^^)v
現在のところ、もっと早くに交換しておけば良かったパーツトップ1に躍り出ました!
費用対効果の高いカスタムだと思う。

これで、サーキット走ったら5秒は縮まるかな(^^ゞ

オイル交換

前回交換時から4,000km程走ったので、そろそろかなぁ~とオイル交換をしました。
途中1.5本ぐらい追加したと思うので、もう少し粘っても良かったんですが、結構エンジンに負担を掛ける走行をしたので換えた方が安心かな。

今回はエンジンオイルのみ交換。


エンジンオイルもまっ黒 黒助(^_^;)


ここしばらく愛用しているスペクトロ プラチナム


今回の走行距離 38,336km

年数は経過しましたが、まだまだ元気に走って貰わんといけない距離。
スポちゃんたのんますよ!

この後、ウキウキでホームコースへ試走に…
そして事は起こった!!!

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