2020年2月2日日曜日

スポーツスター シリンダーベースからのオイル漏れ修理(2日目)

がるーだです。

2/2  前日に引き続き、シリンダーベースからのオイル漏れ修理です。



準備した道具とパーツ類



左から時計周りに
①ピストンリングコンプレッサー ¥980
②ピストンリング(HASTINGS #012362 STD)¥3,800
③シックネスゲージ ¥340
④ピストンリングプライヤー ¥980



バルブスプリングコンプレッサーセット
Amazon 価格:¥1,485


(ストレート)コンプレッションテスターセット
 15-6300 ¥3,800 



コメティック メタル TOP END KIT 91-03スポーツ
ガッツクローム ¥ 10,098

なんちゃって腰上オーバーホールの為に用意した道具やガスケット類は、合計¥21,483也

ガスケットは、コメティックとジェームズで悩んだけど、価格優先で、ガッツで10%OFFのコメティックを選択。

チェックしたら、トップカバー用のカッパーは8枚入ってたけどペーパーの方が7枚しか無かった…(>_<)



ピストンリング交換



ピストンリングプライヤーにリングを挟んで取り付けようとしたところ、スタッドボルトが邪魔して使い物にならんかった┐(´∀`)┌

¥980だったのがせめてもの救い( ´~`)ゞ




ピストンの溝に歯ブラシでオイルを塗って、手で広げて嵌めて行きました。

このタイミングで、ピストンリングのサイドプレイもチェック。
ここでもシックネスゲージが大活躍( ´∀`)
これで元は取れたかな?(*´σー`)エヘヘ



バルブステムシール交換



カーボンを落として綺麗になった燃焼室。



汎用品のバルブスプリングコンプレッサーをセットして、テンションをかけて行きますが…

スプリングの力が結構強いとは聞いていたんですが、締めても締めてもいっこうに縮む気配なし
( ̄~ ̄;)ウーン

もう一度セットし直して、再チャレンジしようとコンプレッサーを外したところ!





げっ!
げっげっ!!
げっげっげっ!!!






バルブスプリングコンプレッサーが…
Amazon¥1,485のバルブスプリングコンプレッサーが…
広がっとるやんけぇぇぇ

なんて事でしょう!( ̄□ ̄;)!!
結構頑丈なパイプで作ってあり、体重かけて戻そうにも戻らないぐらい硬いんですが、一発でダメになっちまった。

スポのバルブスプリングが強力なのか、それともバルブスプリングコンプレッサーがヘタレなのか??

いずれにせよ、この作業はここで中断(´д`|||)


シリンダーガスケット装着面の平面度チェック




シリンダーのガスケット表面の点検。
画像にはありませんが、またまたシックネスゲージが大活躍。

ヘッド側は、ほぼ平面が出ている感じで、一番薄いゲージも入りませんでしたが、クランク側は、規定値内ながらもやや微妙な感じ。
センターが盛り上がって、四隅がやや下がってる感じだった。




チェックを終えたシリンダー


剥げた塗装をタッチペンしておきました。
(後から、耐熱塗料じゃなきゃダメだって気付いた…)



ピストンリングに今一度オイルを塗って、リングの開口部をスタッドボルトの位置に互い違いにセット。



シリンダー内にもオイルを塗って


ここで、ピストンリングコンプレッサーの出番!!



セットの仕方も間違ってないと思うんだけど、何回やっても上手い事いかん(>_<)
4~5回チャレンジして、きっとコイツでは無理なんだろうと思って諦めた。

で!あり物でなんとかならんか??と知恵を絞って先ず試したのは、クリアファイルをカットしてPPバンドで縛る作戦( ̄ー ̄)b

クリアファイルがやわ過ぎて、リングを抑えきれず失敗…(;´д`)トホホ



ならば、PPバンドだけではどうか?


1と2番目のリングはちゃんと縮まってる様子。



シリンダーを載せて、軽くトントンしたら上手い具合に入ってくれました!

シリンダーにピストンが映り込むぐらいピカピカですね( ̄▽ ̄;)
やっぱ、軽くホーニングした方がえぇんかなぁ…


ピストンリングコンプレッサーも無駄な工具となってしまいましたが、PPバンドで前後のシリンダーにピストンを納める事に成功しました!!

この日の作業はここまで!

ヘッドの作業は心が折れたので、悪あがきせずショップにお願いする事にした。

この後、Sidosさんにヘッドを持込んだ。


シリンダーベースからのオイル漏れ修理(3日目)につづく

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2 件のコメント:

  1. PPバンドをピストンリングコンプレッサー代わりにするの初めて見ましたよ。人類史上初じゃないですか?大き目のホースバンドを使えばよかったですね。
    バルブスプリングコンプレッサーは曲がりを直して芯を出し、コの字の外側に鉄板を溶接して補強すればまた使えますよ。
    スポのバルブスプリングは10mm縮めるのに62kgぐらい必要ですから半端な強度じゃ太刀打ちできないですね。
    バルブスプリングは直角度をよく点検してください。ショップに言えばわかります。

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    1. アドバイス有難うございます!
      PPバントコンプレッサーの自作SST(自作でもないか!?)第一人者かな(*´σー`)エヘヘ
      冗談はさておき、バルブスプリングコンプレッサーはちょうどゴミの日だったので棄ててしまいました。
      バルブはチェックして貰ってると思いますが、ブログの更新がタイムリーではなく、昨日テスト走行を終えました。

      今度ともへっぽこサンデーメカニックへの、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます( ̄▽ ̄)ゞ

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