シリンダーベースからのオイル滲み修理2日目。
腰上の組み立て
2日目はここからスタート!
このプッシュロッドカバーは、前回シールがどうしても収まらなかったんで、その後すぐぐらいにオクで1200S用の安い出物があったのでゲットしておいた。
既設のセットに新しいシールを仮組したんだけど、やっぱどうも納まりが良くないので、使えるよう準備しておきます。
少し点さびが浮いてましたが、磨けばそんなに目立たなくなりました。
左が1200S用で左が既存のC用。
番号が少し異なりますが、重ね合わせても寸法はほぼイコールなんだけどなぁ…
もちろんプッシュロッドカバーも同様でした。
タペットを洗浄して、オイルを充填。
ジェームスのガスケットセット。
今回もメタルをチョイス。
ピストンリングにオイルを塗って、
シリンダーベースのガスケットを置きます。
液体ガスケットは、クランクの合わせ面にほんの少しだけ塗布し、ズレ防止程度に留めた。
いよいよピストンリングコンプレッサーの出番。
さぁその実力を見せてもうらおうではないか!
シリンダー内にオイルをぬりぬり。
シリンダーを被せて
軽くトントンしたら、スルッと入って瞬殺でした。
ピストンリングコンプレッサー恐るべし!
これは買って大正解でした。
あっという間に、前後のシリンダーが収まった。
が!
A面側の四隅からガスケットがちょっぴりひょっこりはん。
なんどかシリンダーの座りを調整したりしても変わらなかったんで、こんなもんなのか?
B面側は全く出ていません。
ヘッドのガスケットを載せます。
ここも今回は液体ガスケットの使用は見合わせた。
ヘッドを載せてボルトを手締めし、
ここはマスターブックに載ってる方のやり方で、3段締めしてから、90度で本締め。
フロントバンクも同じ手順でシリンダーヘッドを取付。
ロッカーカバー組む前に少し寄り道。
以前の転倒で歪んでた、フロントアッパーのスライダー用のベース金具(厳密に言えばウインカーステーなんすけどね)を叩いて成形。
幾分かはマシになった。
ロッカーカバーを取付けたら、だいぶ形になってきた!
次にマニホールドのフランジを交換。
ワイヤー入りのガスケットもいい仕事してて、全く問題無かったんだけど、やはり盆栽ハーレー 工場長のお墨付きでもある本パーツを入れない手はないだろうと。
ここはずっと、S&SのマニホールドにHSRとかのラバーフランジ取付けて仕上げたいなぁ~と妄想してるんですが、出代を採寸してワンオフでステーを作るか、ワンオフのスピゴット作るかしないと収まらなそうなので、二の足を踏んでます。
リークレスフランジの装着完了。
付属のボルトがヘックスボルトになっている。
A面側はメガネレンチやソケットレンチが入らないのでスパナで締めこんだ。
これで、腰上の組み立てが終了。
最後にマフラーを取付て、この日の作業はここまで!
折れたエアクリステーは自宅からチャリで行ける範囲の溶接して貰えるところにアタリを付けてあるので、後日持ち込んで溶接してもらう予定です。
つづく
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コメント失礼致します。
返信削除シリンダーとシリンダーヘッドの間にOリングは入れるのでしょうか??私もガスケットの交換を行なっているのですが、シリンダーとシリンダーヘッドの間に隙間が出来てしまいます。ジェームズのメタルガスケットのセットを買ったのですが、Oリングが入ってなかったので、もしや要らないのでは?と思っているんですが。ご教授くださると助かります。
つよパックさん 初めまして!
削除ガスケットセットに同梱無ければ不要かと思われます。
当方はコメティック製もジェームス製も入れてませんでした。
もちろんそれで漏れはありませんが、シロートの回答なので、ご参考程度によろしくお願いいたします。
頑張って下さい!
ありがとうございます。
返信削除とても参考になります!