2019年6月23日日曜日

スポーツスター ハイスロ化(エピソード3 完結編)アクティブ ハイスロKIT EVO2 汎用

がるーだです。

ハイスロ化のエピソード3、完結編。

エピソード2で発生した「げげげ!な出来事」ですが、見なかった事にしたら毎夜悪夢にうなされ、眠れない日々が続く事は間違い無し…

なんで精神衛生上、やはりそのまま見過ごす事はできん( ̄▽ ̄)b


で、どうする?

1.切れたスロットルのインナーワイヤーをDIYで作成し交換する。
2.アクティブのDIYワイヤーを1本だけ用意し、交換する。
3.上記2.と同時に樹脂製のスロットルへ交換する。
4.いっそのこと全く違うものにする。

コストの安い順に思いついた対策案を並べて見ましたが…

3度同じ失敗は繰り返したくないんで、アルミスロットルを使う1.と2.は却下。

でも1.は、もしもん時の応急処置として応用出来そう。

コスト的には3.なんですが…下記①~③の理由により却下。

①アクティブtype1用のスロットルはロゴの種類によって2種類あるみたいなんですが、現品にロゴは見当たらず、もしモノホンだとしても、どっちが使えるかわからんし、パチもんだと両方とも使えないリスクあり。

②仮にスロットルが使えたとして、巻き取り径を変更する時は、いちいちグリップを外してスロットルごとの交換が必要で手間が掛かる。

③このホルダーはスロットル側の金具もねじ込み式で、脱着が結構メンドー


ってな事で、「4.いっそ全く違うものにする」にしました!(´▽`;)ゞ

オクで入手したセットはまったく使うとこなくなり、結局無駄な出費となってしもた。

でもハイスロ化するきっかけを与えてくれたんで敬意を表し、そのうち元いた場所へ帰して(ドナって)あげよう!


New ハイスロKIT





アクティブ(ACTIVE) ハイスロKIT [EVO2] ブラック 巻取φ46 1400mm 1064212


ハイスロは、迷わずこれにした(´∇`)
カタログスペック的には、現在の不満を解消する要素が全て満たされた素晴らしい製品。このセットでAmazonなら1.5諭吉以下とコスパもよし。

初めからこれにしとけば遠回りせず、いらん費用も時間も掛からずに済んだかも!
後悔先に立たずの、タラレバですが…

もちろん最安値だったAmazonで手配



アクティブ(ACTIVE) 樹脂ワイヤーブラケット 巻取φ38 [TYPE-EVO2] ホルダー(小) 対応 1060365

アクティブ(ACTIVE) 樹脂ワイヤーブラケット 巻取φ40 [TYPE-EVO2] ホルダー(小) 対応 1060366


即納可能なセットは46φだけだったので、異なる径を合わせて用意。
42φか44φも欲しかったんだけど、取りあえずAmazonで在庫のあったこの2種類だけ注文。

ノーマルサイズが35φぐらいなんで、いきなり46φはちょっとハイスロすぎるかもと思い保険掛けといた。

そもそも、どれくらいがベストなのか分かってないんで、使用していいあんばいのサイズを探ってくしかない。


6/23 アクティブ ハイスロKIT EVO2の取付

2回のハイスロ化作業がふりだしに戻り、仕切り直し。

3度目の正直となるか!
いやいや、2度ある事は3度ある?


問題の箇所を確認


見なかったことにしなくて良かった…


げっ( ゚ロ゚)!!! 
半分くらい切れとるやん。

前回ここまでとは思って無かったんで、結果オーライ( ̄▽ ̄)b

特に負担のかかるとこなんで、こんな状態だといつ切れてもおかしくない…
いゃあ~危なかったぁぁぁ


巻取り径の比較


改めて、スロットル巻き取り径の確認。
アクティブ&ミスミとふれこみのヤツは46φ


こちらはアクティブのセットに入ってた46φの樹脂ワイヤーブラケット


当たり前ですが重ねてみたらほぼ同じ


別途用意したサイズを開封して、


とりあえず並べてみた
外径の違いが良く分かります。
左から、38φ、40φ、46φ


今まで愛用してたのは、35φ

こいつは、ミリバー化するときに、運良くデットストックの新品を手に入れられ、よろこんだ思い出の一品。

デイトナ製 ハーレー用アルミ削りだしスロットルスリーブ 22.2mm

そん時の思い出話はこちら

約2年のお務め乙でした!


サンダンス製のワイヤーと比較


ホルダーに作成前のスロットルワイヤーを仮組。
もちろん無加工なんで1,400mm


FCR入手当時に購入した、サンダンス製のFCRスロットルワイヤーキットと比較



金具の長さ抜いて、だいたい840mmぐらい。
新規作成分も、多分前回同様なんで900~950mmくらいにかな!?


サンダンス製のここを確認しときたかった!
キャブ側に一杯引いたワイヤー長は引き戻しともに80mmでした。


アウター作成

この作業はエピソード2の時と同じなんで一部割愛。


カットしたアウターのエンドをヤスリでならして


潰れた樹脂のインナーをホジホジして整形。

タイコの位置決めと作動確認

インナーワイヤーの長さを決める為、仮組して作動確認。


全閉からの…


全開を何度もテスト。

40φと46φの両方でタイコ位置とワイヤー長のチェックをし、両方使えるワイヤー位置でマーキング。


インナー作成


ここも前回同様に、タイコのバリを慣らして、


ワイヤー入れていもネジで締め込み。
余ったワイヤーをタイコの根元でカット。

規定値に収まってるか確認。


ワイヤーカットした後を、ヤスリで整え完成…

ここで、またまたイヤなアイツが登場!

げっ!
げっげっ!!
げっげっげっ!!!


ナット入れるん忘れてタイコ付けてしもた!!

2回目の作業なんで、慣れたもんさ!!ふふぅ~ん♪って感じで作業したバチが当たっちまいました。
いもネジは外れたものの、ワイヤーの先はバラけてしまってるので、5~8mmぐらいカットして付け直し。

少しカットしたものの許容範囲で、問題なく使えるのが不幸中の幸い。
また完成持ち越しになってたら、目も当てられんとこでした。


巻取り径による開度の比較

FCR41とアクティブEVO2の場合。
※キャブによっても開度は変わるらしい 

46φの場合

全閉 0°からの…

全開 60°


40φの場合

全閉 0°からの…

全開 80°


6mm外径が大きくなると、開度が20°小さくなる事がわかった!
最初に38φは使うつもりないので未計測ですが、推定90°ぐらいかな。

ノーマルスロットルも測っときゃよかった…
感覚的に少なくとも90°以上はあると思うし、分度器の感じから110°くらいかな!?
こんど機会があったら測ってみよ!

予想通り46φだと、開度60°って見るからにアクセルワークがシビアそう(; ̄ー ̄A

がるーだごとき腕前のへっぽこライダーが使うと、立ち上がりで焦ってアクセル開けてしまったりして、リアを滑らせてしまうかも…

なので、まずは40φから試して見る事にします。


スロットルワイヤー遊び調整



アクティブの取説:1.5~3.5mm
FCRのセッティングマニュアル:0.5~1.5mm

FCRの指定遊び量は、けっこーシビア。

あまりリニア過ぎるのもギクシャクしそうなんで、ここは実際にアクセル捻ってみながら調整して、ひとまず2mmぐらいにしといた。



スロットルワイヤー取回し

写真はエピソード2の使いまわしですが…


フロントは右フォークの前から左フォークの内を通して、


B面Vバンクの間を抜いてからの、


キャブへ接続。

ハンドルを左右いっぱいに切って試しても問題ないことを確認して、ナットの締め込み。

取付完了


キャブのセッティングをする時、スロットル開度の目安にペイントマーカーでマーキング。


ワイヤーの取り出し位置は上と前も試してみたけど、やっぱ純正と同じ下取り出しが一番しっくりきました。

3週にわたり、週末を丸々3日間費やし、ようやくハイスロ化が無事終了\(^o^)/
2度もげげげねこちゃんに出くわすも、なんとか「3度目の正直」の方で終える事ができた。

シロートバイク弄りは、たまにこんな遠回りや、失敗、上手くいかん事も多々あれど…
それも含めて、楽しいんだなぁ~これがまた!!

さて、次はいよいよFCR換装編へ

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